すらりと伸びた長い四肢、透き通るような白い肌が、スポットライトに浮かび上がる。
客席に流し目を飛ばし、形の良い唇をきゅっとひきしめて軽くステップを踏むと、艶めいた紅の髪がふわりと舞った――彼女はダンサー （カブキ） だ。
すらりと伸びた鋼の輝き、血の気を感じぬ白い肌が、闇の中に浮かび上がる。
標的に冷たい一瞥をくれ、形の良い唇をかすかにつりあげて軽く踏み込むと、血に染まったような紅の髪が旋風に舞った――彼女は殺人者 （カタナ） だ。

ストリートからダンス・殺しともに成り上がった北米人。身軽で独特な動きで見るものを魅了し、翻弄する。
元々はスラムの路上暮らし。見知らぬ人間が道の、生命の境界線の向こうで踊るのを必死に覚え、また当たり前のように殺されぬため、必死で殺してきた。共に暮らした仲間がいたような気がするが、思い出すこともめったにない。
路地を飛び出てストリートダンサーになったが、それだけでは生きていけない。カタナだと知れたら、踊れない。殺されるかもしれない。死にたくないし、踊りたかった。

かくして色々振り切りるため、アメリカンドリームならぬトーキョードリームを追って N◎VA に飛び…
…――相変わらず、カタナをやめられずにいる。

経験点消費：250
OE未対応/データ更新中

▼技能修得
90+130=220
▼常備化
47+17+73+13=150
▼消費経験点
220+150-120=250