後方処理課第五班、渉外部門をまとめる班長。千早重工が非合法手段に出る前の最後の砦であり、血気盛んな社長に対してブレーキをかけられる数少ない存在。争いを起こさない・起こさせないが基本スタンス。
渉外は、社員の引き抜き工作・カウンターハントや他社の妨害工作への対抗など、主に外部との緩衝材として働く部隊。主に交渉術などを用い、事態が取り返しのつかぬことになる前に沈静化させるのが彼らの主な業務である。合言葉は “眠れるドラゴンをいたずらに起こすべからず” らしい。
彼らの戦場は、星がきらめく軌道上でも、情報粒子が渦巻く電脳空間でも、ましてや薄汚れた路地裏でもない。人と人との狭間、目に見えぬ思惑が質量を伴って牙を剥く…
そんな概念世界で、今日も千早の盾として天輪を廻す五班の歯車（クグツ）たち。そのギアボックスを束ね、制御し管理し、外からの圧力を変換するトランスミッション、それが班長の仕事である。

パトリックはかつて軌道千早でその辣腕をふるっていたが、ミカド資本の流入に伴い地上へ下りた一人。
その際、企業抗争に巻き込まれて妻と娘を亡くしており、他のクグツたちに何も失わせたくないと渉外への配属を希望した。

ブラックオプの他、『Runway』 にて CHIHAYA へ幹部としての出向も経験している。
軌道人としての経験・知識が必要になる場でも使える、後方処理課でも貴重な人材として、社長・会長からの信頼もあつい。

経験点消費：30
▼技能修得
20+15+15+30+10=90
▼常備化
10+25+25=60
▼消費経験点
90+60-120=30