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■クライマックス | ||
パーティたちは武装を整え、遺産研究所へ。だが、その前に現状の確認だ。 | ||
GM | : | 遺産研究所は天然の洞窟を利用して作られた秘密基地みたいになっています。中は狭く、遮蔽物が多いようです。入れば確実に戦闘になるでしょう。 |
リット | : | 「待ち伏せやら罠やら、大量にありそうだね……」 |
GM | : | この研究所のニコルがどこにいるかまではわかりませんが、彼女を救うとフォロワー:ヒロインとして活躍してくれます。 |
シンク | : | 戦略的にかなり重要なやつだな! |
マリー | : | 最優先はヒロイン確保。そのあと少佐はやれれば御の字で無理ならさっさと撤退ね。 |
GM | : | では、向かいますか? |
リット | : | 行くしかないならどーんと行っちゃいましょう! |
マリー | : | 向こうもこちらも増援のあては無いし、否応なく強攻策しかとれなさそうね。 |
GM | : | では、ギンバが「このラインからならゲートを撃ちこめるだろう」と言ってくれます。 |
リット | : | 「ここまでお膳立てがなってるのに、突撃しないってのもなんだしね。ニコルさんの救出を目標として、ゲートで強襲かけよう!」 |
GM | : | では、ジョルダーノ・ハーパーの舳先が遺産研究所の座標へと向けられ、ディバスター砲が照射されます。 |
過たず遺産研究所にディバスター砲が撃ちこまれた。ゲートが開く。 一方の遺産研究所では、突如出現したゲートに少佐たちが慌てふためいている。 「くっ、この研究所の座標が割れるとは……。ギンバのやつめ、生きていたな!」 | ||
リット | : | というか、完全に使い捨てだったんかぃ人の父親をw |
マリー | : | 生きていたかはこっちのセリフでもある。 |
GM | : | では、ゲートが開通したので、君たちはいつでも研究所内に入れますよ。 |
マリー | : | 混乱に乗じて突入。あとは出たとこ任せ。 |
リット | : | それしかないね。少佐の顔、左半分が金属質だったりするんだろうな……w ゲートから遺産研究所にいきます! |
GM | : | じゃあ、採用しましょう。ゲートから降りると半分が金属質に置換された少佐がいます。「久しぶりだなジョルダーノ・ハーパーの諸君、それにそこの海賊娘……この頭の傷が疼いて仕方がない」海賊娘というのはルカのことですね。 |
リット | : | 「そりゃこっちのセリフだよ……良く生きてたね?」って若干呆れつつ。 |
GM | : | 「クハハハハ。我が肉体に埋め込んだバイオラの花が私を生かしているのだ」 |
シンク | : | えぇ……。あのキモいエイリアンの正体、あの花だったのか。 |
GM | : | そういって手を広げると遺産研究所の壁にはバイオラの標本が一斉にライトアップされる。種子〜草〜花〜そしてその繊維を筋として活動する人型生物体。 |
リット | : | うへぇ、こいつら襲って来たりしそうねw ドリアードみたいなものかしら。 |
マリー | : | 幼生体が植物のように見えるだけで実際は寄生生物なのね。 |
GM | : | 「現在の彼らは休眠期にある。数千年にも及ぶ眠りから我ら帝国は覚まさせる手段を発見した。それがヒトへの移植である。彼らは自らの正体を思い出し、変異を遂げるのだ」 |
リット | : | 制御できなくなりそうな感じがプンプンする……。 |
シンク | : | 「そんなもの、目覚めさせてどうするつもりだ」 |
GM | : | 少佐「もちろん、帝国再興のための生体兵器とするのだ。新生帝国兵は脳に致命傷を負おうとも即座に再生可能な超人兵士なのだぁ!!」彼がグッ、と力を籠めると背中が肥大化し、ばりばりと触手などが現れます。 |
リット | : | 怯まずに言おう。「生体兵器かぁ……でもそれ、ちゃんと制御できるのかな?」ってぽつり。 |
GM | : | 「制御ダトォ……クハハ! 実験体ノぎんばト一緒ニスルナ! 私ハ完全体ナノダァ!」と、少佐が言っているとニコルの声がします「違うわ! これがバイオラの真の姿なハズが無い! だったら、アナタに危害を加えようとするはずがないわ。バイオラがアナタを襲うのは、彼らがあなたのその行為を拒絶しているのよ!!」 |
リット | : | 「ニコルさん?!」って声に振り向こう。 |
GM | : | ニコルは叫んだあと、そばにいる帝国兵に首をつかまれてジタバタしていますね。 |
シンク | : | ニコルはどうすれば助けられる? |
GM | : | 戦闘中にタスクチャレンジ『ニコルを助けろ!』が発生します。器用判定/目標値9/ノルマ15。ニコルを掴んでいる帝国兵を倒す、といった演出になるでしょうか。これを満たされれば彼女は解放されます。 |
シンク | : | なるほど。じゃあ「おぞましい、寒気がするね」と吐き捨て、拳銃を構えて戦闘準備を取ろう。 |
GM | : | 少佐「ナニィ 小僧ガ、貴様ニ何ガワカルゥ!!」では、戦闘開始としましょう。 |
▼クライマックス戦闘:第一ラウンド | ||
最後の戦闘だ。まずは敵を配置していく。 おっと、ランダムで引いたらエイリアンAがまた出てしまった。さっきギンバとして運用したばかりなのに。 よし、ちょっと変えてエイリアンCにしよう。 なに、ランダムでなきゃいけないわけじゃないのだ。こんなふうに変えてもいい。 かくして、次のようになった。 ボス:エイリアンC(少佐)×1 エリート:兵士A×1、敵性設備(遮蔽物) ザコ:兵士C×2 オブジェ:トラップ 戦闘終了条件:少佐の討伐 | ||
GM | : | さて、今回の戦闘では敵性設備として遮蔽物があります。注意として、遮蔽物を壊さない限り、敵にダメージがいきません。 |
リット | : | おうふ、向こうからの攻撃は届く感じです? |
GM | : | はい。とどきます。 |
リット | : | ですよね……w 了解なのです。 |
GM | : | ニコルを羽交い絞めにしているやつは敵データではない書割りの兵士の1人としましょう。それでは、あらためてイニシアチブから決定しましょうか。 |
全員が一斉にイニシアチブ+1D6を振る。 PTの中で一番高い結果は6となった。 | ||
GM | : | じゃあ、6ですね。それでは準備フェイズから始めましょう。そちら、なにかありますか? |
シンク | : | 《すり抜け》はまだいらないかなあ、たぶん。 |
リット | : | じゃあ、相手を威嚇するだけにしとこうw「がるる!」 |
マリー | : | 簡易戦闘だし『ドローン』をここで使っちゃいましょう。 |
GM | : | ぎいい、ドローン1個でオブジェが全破壊されてしまう。これはつらい。「少佐! 大変です! トラップ群が機能しません!」「ナニィ、小賢シイ真似ヲ……!」では、そちらの行動から。 |
シンク | : | リットにタスクチャレンジ挑戦してほしい。 |
リット | : | うむむ、本番に弱いってのにっw 器用判定だったね(ころころ)13!出目高! |
マリー | : | すごい剣幕に兵士がビビったのね……。 |
シンク | : | めっちゃつよいですやん。さらにリットに《号令》。もう一度行動できるで。 |
リット | : | サンキュですよ、ってわけで2回目!(ころころ)9で成功! 全力で兵士に当て身食らわせてニコルさんの手ひっつかんで舞い戻った感じかなw |
GM | : | それでは、ニコルを掴んでいる兵士はリットにのされます。 |
シンク | : | 瞬く間に救出してしまった。 |
GM | : | ニコル「あ、ありがとう、キャプテン! ……お礼くらいできるんですからね!」 |
マリー | : | 目的としてはこれでおさらばでもいいのだけど、そういう訳にもいかなさそうね。 |
リット | : | 「喜ぶのはまだ早いよっ!」少佐を視やって毛を逆立てて威嚇する猫みたいになってる。 |
GM | : | 少佐は「フン、彼女ノ知識ガ我々ニハ必要ナノダ。取リ返サセテモラウ」と喋ります。さて、マリーはなにをしますか? |
マリー | : | とりあえず移動してPTイニシアチブをあげましょう。そのあと、1度も使ってない《改造》してみますか。 |
GM | : | か、《改造》?《改造》もってたんですか(キャラシーを確認)ホントだ持ってる……。 |
説明しよう。 《改造》とは装備のなんらかの値を+1できるスキルである。 数少ない〔器用〕向上手段で滅茶苦茶強い。 | ||
マリー | : | リットの右ガントレットをさらに当てやすくするか、左ブレードの確実性を上げるか? |
リット | : | んー……。どうしよう? |
シンク | : | 左が上がると《コンビネーション》しやすくてうれしい。反撃される確率下げるなら右上げとくのもいい。 |
マリー | : | 《コンビネーション》でたたみ掛けられるといいかな。左にしましょう。ブレードの確実性を向上させます。 |
リット | : | はーい。 |
GM | : | OK。では、そちらが行動を終えたので、少佐たちの行動です!! |
リット | : | むむむ |
GM | : | 兵士Aから行動します。「ふん、冒険者風情が! 我らの邪魔をするな!」ライフルで攻撃。《一斉射撃》の効果で仲間がいるかぎり常に対象はエリアにできます。 |
シンク | : | 常にエリアってことは、反撃はしてこないのかな? |
GM | : | いや、反撃もします。変更できる、なので、できないことも選べるとします。そして、判定前に《ダイハード》。これ以降、すべての敵の判定+2です。 |
リット | : | うわぁおw |
GM | : | 命中(ころころ)10。全員回避か反撃をどうぞ。 |
シンク | : | 回避(ころころ)出目7でクリティカル! |
リット | : | 反撃……は遮蔽物があるから回避かね。 |
GM | : | この場合、反撃に成功すると相手の攻撃の被害には合いませんが、そちらの攻撃で発生したダメージは0になるだけです。 |
リット | : | なるほど、でも回避にしておこう。(ころころ)14で回避! |
GM | : | よけられますね……だが、マリーには当たる気がします。 |
マリー | : | 簡易戦闘のつらいところ(ころころ)6。 |
GM | : | あたった。2d6+4 ダメージ!(ころころ)8。シールドが剥げたかな。 |
マリー | : | 5以上で割れるバリアなのです。連続攻撃されると自転車操業が始まるw |
GM | : | それでは、ザコの攻撃。対象はランダムで決めます。(ころころ)対象はマリー!「いまだ! あの端末からやれ!」 |
リット | : | うへえ; |
GM | : | 命中は……(ころころ)8! |
マリー | : | 今度は避けられるかな(ころころ)4。回避失敗。ダイス神のご機嫌が悪い。 |
GM | : | ダメージ(ころころ)13点。兵士によるシールドスラム。展開された力場フィールドがマリーの体を吹き飛ばす! |
マリー | : | まだ精神力はありますよ。 |
GM | : | では、ザコ2の行動です。またもランダムで対象を決めます。(ころころ)あ、マリー……。 |
MALへの集中攻撃。暗雲が立ち込める。 | ||
マリー | : | ひどいw とはいえ正しい戦術ではある。 |
GM | : | 「へへ!木偶の棒め!」命中判定!(ころころ)12! 今日のダイスはGMの味方ですね。 |
マリー | : | 回避を試みましょう(ころころ)クリティカル! |
リット | : | おー! |
シンク | : | ダイスの女神は平等やで。 |
GM | : | 「な、なにぃ〜、避けるだと!」 |
マリー | : | 「いまのはあなたが外したのでは……」とはいえ、危なかった。 |
リット | : | 流石にもう一発食らってたらマリさん落ちてたね; |
GM | : | 最後に少佐の行動です。「フン、通常ノ兵士デハコンナモノダナ。デハ新生帝国兵ノチカラヲ今!見セテヤロウ!!」 |
リット | : | 見せなくていいから引っ込んでてください(涙 |
GM | : | 少佐の体から触手が湧き出る! 《乱舞》を宣言! 対象エリアへ攻撃します!命中(ころころ)14!数多の触手が全員に襲いかかる!もし喰らったらダメージ&【病毒】付与。この【病毒】はラウンド終了時に1D6のダメージが与えられます。 |
リット | : | また全体攻撃! |
シンク | : | やばいやつだ。お守りの使いどころかもしれない。 |
GM | : | 【病毒】のやばいところは精神力0で耐えたと思ってもラウンド終了時に倒れるところですね。 |
シンク | : | とりあえず今なんとかしないとマリーが死にそうだ。 |
リット | : | んみゅす。『故郷のお守り』使います。少佐の命中判定を振りなおしてもらおう。 |
GM | : | ぐぬぬ。命中振り直し(ころころ)おっ、出目で7が出てる!《マスタークリティカル》を使います! |
シンク | : | あ、悪化した。なぜだ……。 |
リット | : | 悪化したなぁ……w |
シンク | : | うーん、クリティカルでも受動有利? |
GM | : | クリティカル同士なら受動有利ですよ。 |
マリー | : | それならクリティカルに賭けて《ハッキング》するしかないわねぇ。ダメ元でやってみますか。《ハッキング》(ころころ) 運命の一瞬。しかし、現実は無常だった。 |
マリー | : | ……10。クリティカルはせず。達成値勝負なら上回ったのにw |
シンク | : | きびしい。《ヒロイン》使ってクリティカルにしないと色々やばい。 |
GM | : | ちなみに、ダメージは2d6+8&【病毒】です。【病毒】の回復には精神力を回復可能なスキルかアイテムを使えば自動的に回復しますよ? |
リット | : | ってことは、シンク君は回復可能、アタシとマリーさんは無理で、マリーさんは装甲が無くて精神半壊か……。 |
マリー | : | というか私は見捨ててもいいのよ? 本体は船だから。(ゲーム的にはキャラ死亡だけど) |
リット | : | 確かにそーなんだけど、PLとしては見過ごせないんだよなぁ……。 |
シンク | : | 少佐倒しきれるかもわからんし《ヒロイン》つかっとこう。マリーのバリアグレネードないと俺らも死ぬ。 |
GM | : | では、ニコルのヒロインですかね? |
リット | : | うん、お願い! |
マリーことMALの演算が一瞬止まる。 敵は未知の知性体だ。ハッキングによる介入にも限度がある。 v それに、この触腕による攻撃。自分は耐えられないだろうが、リットやシンクならまだなんとかなるだろう。 キャプテンを見る。 「こういう状況なので申し上げますが、これは端末に過ぎませんのでいざというときは捨てればいいのをお忘れ無く」 だが、二人はそれをよしとしなかった。 「そういう訳にもいかないだろう。たとえ写し身でもマリーはマリーだ」とシンク。 「こういう状況だから、敢えて言うよ。マリーさん、仲間を置いてのうのうと生きるなんて、そんなの船長のやる事じゃないから」とリット。 「そうよ! あたしが入った船でそんな勝手はさせないわよ! 奴をとめてMAL!あなたならできる!」新参のニコルまでもそう言う。 まったくハッキングで守ろうとしているのは私なのに。無茶を言うクルーたちだ。 しかたがない。出来る限りを尽くそう。 | ||
GM | : | ニコルの《ヒロイン》を使用。マリーの《ハッキング》をクリティカルへ。少佐がうめきます。「ナニィ、しっぷAIノ分際デコノ私ノ腕ヲ止メルトハ……!」触腕がデコイを張られたように君たちを避けて通った。 |
マリー | : | 危なかった……。 |
リット | : | 首の皮一枚ってとこですか。 |
シンク | : | 俺らは無傷だけどな! |
GM | : | こちらの行動は全員終了です。次のラウンドへ! |
■クライマックス:第二ラウンド | ||
GM | : | 準備フェイズです。こちらはなにもなし。PC側は何かありますか? |
シンク | : | 《制圧射撃》を使用。相手のイニシアチブを一時的に10下げる! |
GM | : | ゲ。エネミーイニシアチブが15におちました。でもまだ3体狙えますよ! |
シンク | : | そこは後でなんとかするさ。今はリットの《すり抜け》をお願いしたい。 |
リット | : | うん、ここは使いどころだね。コスト2使って《すり抜け》る! こちらのイニシアチブが5上昇! |
マリー | : | では私は、一発耐えるように自分に《高速修理》かな。(ころころ)6。とはいえ、私の装甲最大値は5なので5。あふれた。 |
GM | : | キィィ。PCたちが立て直してきた! では手番フェイズです! |
シンク | : | 僕からいこう。とりあえず《跳弾》。相手のイニシアチブを1下げる。これで相手は二体しか狙えない! |
GM | : | ぐぬぬ。兵士たちはシンクの銃弾によってうまく立ち回れません……! |
シンク | : | んで《号令》をリットに使ってこっちはエンド。 |
リット | : | はーい。じゃあまず移動してPTイニシアチブをさらに上げよう。これでこっちは3体にエリア効果がいくよね? |
GM | : | そうなりますね……。 |
リット | : | よし! そして壁(遮蔽物)を殴る! |
シンク | : | 《双撃》で黄金の右ストレートをぶちこもうぜ。壊した後に左のブレードで別の奴を攻撃できるかもしれないから《チャージ》しとくのもアリかも。 |
リット | : | それでいこう。《チャージ》《双撃》で全力壁殴り!命中判定居るんだっけ? |
GM | : | クリティカルの可能性があるのでやるといいですよ。 |
リット | : | なるほど。では右からー!(ころころ)達成値7。普通は当たりそうもないけど……。 |
GM | : | こちらは壁なので避けません!あたります! |
リット | : | 「てぇぇぇ!」ダメージは(ころころ)15! |
GM | : | ピッタリ! 遮蔽物の装甲が砕けました。瓦解寸前です! |
シンク | : | いまのリットの攻撃に《コンビネーション》。とどめを刺す!(ころころ)ダメージ7。 |
GM | : | い、一瞬で壊れた……。「少佐、バリケードが!」「ええい、うろたえるな!」 |
シンク | : | 遮蔽物もろとも敵に弾丸の雨を降らせる。 |
リット | : | シンク君絶好調だねw あたしはブレードの攻撃が残ってるので少佐に斬りかかるよ! 命中判定(ころころ)8。低い……。 |
シンク | : | 十中八九反撃されそうだし、特異点使ってゴリ押してもいいかも。 |
GM | : | つ、使うんですか、特異点。達成値8なら反撃を試みますが、どうしますか? |
リット | : | 最後に残ってはいるんだけども、うーん……(長考)……使っておこう。流石に【病毒】食らって全滅するのはシャレにならん; |
GM | : | 特異点使用ですね。少佐が慄く。「ナ、ナンダコノ速サハ……」 |
リット | : | ダメージ!(ころころ)16点! |
GM | : | 少佐の装甲が0に! 触腕が切り裂かれていく! |
リット | : | クリティカルなので追撃!(ころころ)13点! |
シンク | : | 殺意がにじみ出てるな! こっちも容赦しねえ、《コンビネーション》で追撃だ!(ころころ)15点ダメージ! |
GM | : | いたぁぁぁい! 少佐が呻く!「ばかナ、ソンナ、私ノ力ガ及バナイダトォ……モ、モットダ。モット力ヲ。力ヲ!」《覚醒》を使用します。副官が警告する。「いけません少佐! それ以上の同調は危険です!」 |
リット | : | まぁそうなるよね……。 |
GM | : | 「グォオオオオオオオ!」雄叫びと共に、力に溺れた少佐は怪物となれはてます。 |
リット | : | 父親の件もあって悲しげに見やりつつ「……だから言ったじゃない、制御しきれるのかって、さ」倒そう。本来の自分の手番で《双撃》&《チャージ》。左のブレードから少佐に命中判定(ころころ)5。ひっくいw |
GM | : | もちろん、反撃しますよ。(ころころ)17! |
リット | : | 出目まで高い。一撃は耐える……しかないんだよなこの場合; |
GM | : | では、ダメージをだします。(ころころ) 力に溺れた怪物の反撃に運命の女神も興が乗ったようだ。2つのサイコロが6の目を上にして止まる。 |
GM | : | 6ゾロで……合計20点ダメージ!無数に生え揃う触腕を束ねてリットを殴り飛ばす!「コレガチカラ!!!チカラダ!!!フハハハハハ!」 |
リット | : | うっわ、スッゴイダメージだ。シールド0。「くっ……そ……!」装甲ばらばらになりつつ強がりを言う。でも、これ撤退かね……。 |
マリー | : | 一発は耐えるシステムじゃなかったらHPマイナス行ってるわねぇ。 |
シンク | : | とりあえずバリアグレネードしてもらったらバリアは持つ。 |
リット | : | 多分このままじゃジリ貧だね。ヘタに反撃の隙与えたら三途の川にブン投げられるな。 |
シンク | : | 《双撃》って中断できたっけ? |
GM | : | 二回できる、ではなく行う、と書かれているので『しないといけない』と解釈します。対象は変えられるのでザコにでも攻撃するか、少佐にクリティカルを祈ってぶち込むかのどちらか? |
シンク | : | クリティカルせずとも当てるチャンスはあるはずなんだが……。ダイスの女神よ!寝ているのですか! |
リット | : | ダイス目もそうなんだけど、波がありすぎるんだよねアタシの場合; |
シンク | : | ザコも《ダイハード》で普通に強いもんな。少佐殴ってワンチャン狙う? 一応《インターセプト》で敵の出目は2まで下げられる。クリティカルされたら死ぬけど。 |
マリー | : | じり貧の場合は一発にかけるしか無い。 |
リット | : | 6分の1でクリティカルか……。よし、じゃあ運を天に任せて、右手のガントレットの命中判定をするよ(ころころ)うーん、クリティカルはしない。達成値10! |
GM | : | では、反撃を試みます。(ころころ)12で成功!「クハハ!ムダダ!貴様ハここデ死ヌノダ!!!!!!!」 |
シンク | : | げ。《インターセプト》2回しても受動有利か。どうしよ。マリー《ハッキング》試みる? |
マリー | : | そうね。精神力がもうないので《ハッキング》はこの一回で打ち止めだけど、残して死んでも意味が無いので試しますか。 |
シンク | : | なら《インターセプト》で達成値を下げておこう。これで10だ。 |
マリー | : | 運命の一投(ころころ)11! ……わりと危なかった。 |
GM | : | 超えられた! |
シンク | : | やったぜ。ゴリゴリのゴリ押しでリットの右が入る。 |
リット | : | ありがとう; じゃあダメージふるね(ころころ)15点! |
GM | : | その一撃で精神力が尽きます。ハッキングで硬化神経系を阻害された少佐は「馬鹿ナ!何故ウゴカヌ!!ワタシノ体ァ!」と叫びながらその一撃を食らう。 |
シンク | : | おわりだ。《コンビネーション》(ころころ)9点ダメージでとどめをさす。 |
GM | : | 少佐が倒れ、変異が中途半端に解けていく。「ガハァ……そ、そんな……私は死なないはずだ……それなのに……」 |
リット | : | ……薄氷の氷踏み抜きつつの勝利でした: |
GM | : | 「くっ、少佐が……、ええい、この実験は失敗だ! 引き上げるぞ!」 |
シンク | : | あらま、このままだと逃げてく? |
GM | : | どうしたいですか? この戦闘はあなた方の勝利なので決着の付け方は任せます。 |
しばし、相談したのち、シンクの提案でNPCにあげよう、ということに。 あげる……? ああ、なるほど。ではそのようにしよう。 | ||
GM | : | ……では、帝国兵は自分のシップに引き上げていきます。場面を切り替えましょう。 |
「はぁ、はぁ、とんでもない目にあった……」「おい、なんか血なまぐさくないか?」「そういえば」 辺りを見渡した帝国兵たちは血に染まったコンソールに気付く。 背後に影。振り向くと海賊の娘、ルカがいた。彼女は不敵に笑う。 「少佐とやらは死んだんだな。流石はキャプテン・リット。あたしが見込んだ人だ」 「だ、だれだ貴様は!」「その紋章は、まさか海賊の!」 ルカのブレードが無造作に振るわれる。一閃の後に帝国兵たちは倒れた。 | ||
GM | : | ルカ「もう二度と戻ってくるな。ここに帝国の居場所はない」と彼女は言います。 |
マリー | : | 前々回、前回とラストを持って行くNPCであった。 |
シンク | : | そういやジーンくん通路の敵任せたきりだな……。大丈夫だろうか。 |
GM | : | ディモスの英雄だからちゃんと勝ちましたよ。 |
リット | : | 流石w |
■エンディング | ||
GM | : | それでは、エンディングですが、その前にいくつかあります。まず、提示するのを忘れていたのですが、あなたたちは50万Enを獲得しました。これは依頼型ハンドアウトの分ですね。せっかくなので帝国軍の基地などから手に入れたことにしましょう。 |
リット | : | おー、そういえばもらってなかったや。 |
GM | : | そして、ニコルの調査によって遊星シーマの遺跡が解明されつつあります。シーマの施設:遺跡がレベル2に上昇しました。 |
シンク | : | 発展型ハンドアウトの分か。 |
GM | : | そうですね。それを踏まえてエンディングです。場面は、戦闘直後としましょう。リットたちに救出されたニコルが言います。「帝国軍が残した、この遺産研究所のデータと照らし合わせてみて、分かったわ」 |
リット | : | 「一体何だったの、この星は?」 |
GM | : | 「この遊星シーマは古代文明が残した船のようなものよ。種族を冬眠状態にさせ、移民させるための船」 |
リット | : | 「伝説にある、方舟、って奴?」 |
GM | : | 「あら、キャプテンリットは意外に物知りね。そう、方舟よ。でもバベルクラッシュのせいで本来の軌道計算からズレてしまった。きっと古代銀河文明の人たちもそんな状況になるとは思ってなかったんじゃないかしら?」 |
シンク | : | そういや、バイオラはなんだったんだろう? |
GM | : | 「……このバイオラは、彼らの一員なのか、奉仕種族なのかはわからないけど、れっきとした知性のある存在なの。帝国軍は人と配合することを企てていたけど、私が見たところバイオラに人との配合なんて必要がないわ。時が来たら目覚める存在よ」 |
マリー | : | この星は2度までも帝国に翻弄されたのねぇ。 |
GM | : | ちなみに、1話ではドラッグにされていたバイオラですが、それについては「ドラッグだなんて、とんでもないわ。少佐の状態を見ればわかる通り、一時的には力を得られるだろうけど、一つの体に複数の意識が混濁してしまう。危険そのものよ」とニコルは言います。 |
マリー | : | 少佐と言えば消えてたりしない? |
GM | : | 消えてはいませんね。死体があります。どうも、コア的な部分を貫かれて絶命したようです。 |
マリー | : | 四天王の中では最弱とか言い出す残り3人がいないといいけど。 |
GM | : | どうでしょうねw ともかく、ニコルの話を聞いたルカが問います。「キャプテン・リット。どうする? この星」 |
リット | : | 「正直、どうすりゃいいか判断に迷うよ。情報売るなんてとてもじゃないけどできやしないし、預けるって言ってもどこへ預けりゃいいのか……」 |
シンク | : | 俺らで守る、なんて大それたこともできないしなあ |
GM | : | ルカは言います。「アタシにとっては海賊の仲間と共に暮らした、家みたいなものさ。でも、ここには先客がいて、アタシたちはそうと知らず土足で上がり込んでたみたいだ」それなら、自分だけが所有権を主張するのもおかしいのでは?と海賊らしからぬ迷いを抱いているようです。 |
マリー | : | 『1.本来の目的地を割り出してそこへ向かわせる』『2.目覚めさせて通常の開星手続きを取る』『3.悪用されると困るので軌道を変更してどこかへ向かわせる』『4.悪用されると困るので眠らせたまま恒星にでも突っ込ませて処分』 |
リット | : | ぶっちゃけ4が最適解かと思うけど……次善策として1かなぁ……w |
シンク | : | 4がリアリストすぎる。無理やり目覚めさせたらそれはそれでやばそうじゃない? |
リット | : | だからせめて行先割り出してとっととそこに向かわせた方が良いかなって |
マリー | : | 自分であげておいてなんだけど、4は帝国張りに非道ではあるw |
GM | : | では『1.本来の目的地を割り出してそこへ向かわせる』ですね。ニコルが言います。「……わかったわ。正直惜しいけれど、知的生命がいるなら無碍にはできないわよ。私もこのツタに命助けられたし」 |
リット | : | 「方舟である以上、ちゃんと役目を成してあげなきゃ……」って、ちょっと自分の船思い返しつつ |
マリー | : | では船長の決定に従いますか。シーマは追い詰められた帝国部隊に爆破されてたとでも欺瞞情報を流して誤魔化す。 |
GM | : | ニコルが「遺産研究所にはシーマの衛星にアクセスするコンソールがあった。あれで制御をしているみたいね」と言いながら、遺産研究所の奥へと進みます。立ち止るとそこにはモノリスのような、ツタに絡みつかれた石板があった。ニコルがそれに触れると、青白い光と共にたくさんの記号が現れる。ニコルはそれを自分が持つ端末と照らし合わせています。 |
リット | : | ニコル「読める、読めるぞ……!」一瞬某ラピュタを思い出したw |
GM | : | はい。そんな感じですw 続けてニコルは言います。「この船の行き場所はブラックホールの中心部よ……。でも、彼らは自殺するつもりじゃないみたい。そこを通過してどこかに行けると確信している……」 |
シンク | : | ブラックホールなんて入ったら花の中の意識とかまるごと圧縮されそう。 |
マリー | : | 古代文明の技術の底知れなさ。 |
リット | : | 次元ジャンプでもするつもりなのかね。 |
GM | : | 「行き先を再度インプットするわね。きっとこれでそこに行けると思う」石板に浮かぶ文字をタップしていくとあるところで文字の色が緑色に変化しました。「これでOK。でもよかったの? せっかくの星を。うまく売れば大儲けだったのに」リットに確認するように問います。 |
リット | : | 「さっきも言ったけどさ、この星は人の手には余るよ。それに……方舟である以上は、その使命を全うさせてやらなきゃ。……船である以上は、ね」 |
マリー | : | シップAI同士なにか通じる物があるかも知れない。 |
GM | : | その言葉にニコルは答えず笑い、ルカもうなずいて笑います。では、ニコルの最後の問いかけです。「じゃ、もうこの星に用はないわね。雇い主のあなたたちはこれからどうするの?」 |
シンク | : | 「どうするもなにも、これまで通りだな」 |
リット | : | 「そうだね、これまで通り、かな」色々複雑そうに笑って「さーて、とりあえずご飯だご飯!」 |
マリー | : | 「この調子ではまだ肩の荷は下ろせないようですね」 |
そういって、ジョルダーノ・ハーパーのクルーたちは船にもどった。 ジョルダーノ・ハーパーのエンジンが始動する。 ふとマリーことジョルダーノ・ハーパーのシップAI:MALは思い出した。 かのガリレオ・ガリレイと同時代に生きた、ジョルダーノ・ブルーノという一人の修道士のことを。 彼は謳った。 ―― 宇宙には世界がたくさん有り、そこにたくさんの生命が住んでいるのだ。 無論、彼はカトリックによって異端の烙印を押され火炙りになったが、今の宇宙を彼はどう思うだろう。 MALは、去り際に遊星シーマに通信をする。 『幸運を』 答えはない。 だが、ザワ、ザワ……とバイオラが風もないのに一斉に薙いだ。まるで手を振るように。 遊星シーマは新たな目的地へと向かっていく。 そして、ジョルダーノ・ハーパーは、シーマの重力圏から脱した。 〜fin〜 |
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